川崎区・幸区版 掲載号:2016年5月27日号 エリアトップへ

臨港消防署長として臨海部エリアの防災に尽力する 馬場 稔さん 千葉市在住 55歳

掲載号:2016年5月27日号

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鳥の目 虫の目で安全守る

 ○…かじ取りを担う臨港消防署管内は工業地帯や先端科学などの研究施設などを抱えるエリア。想像する以上の災害や事故となる可能性があり、消防活動に関するあらゆる知識や対応力が必要となるという。「身の引き締まる思い」と背筋を伸ばす。力を注ぐのは、181人の署員とのコミュニケーション。救助活動はチームで行うが「一人ひとりを把握することが大切」と話す。

 ○…1984年に入庁、中原消防署や幸消防署などを経て、2014年には高津消防署で副署長を務めた。臨港消防署にも警防統括課長として勤務したという。32年の消防生活の中で最も印象に残る出来事とは、1989年に起きた蟹ヶ谷での土砂災害を挙げる。レスキュー隊として出動し、生き埋めとなった3人を救助する中、2回目の土砂崩れが発生し、消防士3人が殉職した。「市民を守ることはもちろんだが、現場の消防士もけが人を出してはならない」との思いを強くした。

 ○…東京都出身。娘2人を育て上げ、現在は千葉県で妻と2人で暮らす。高校まで野球に打ち込み、地域では草ソフトボールチームでプレーする。もっとも「最近は仕事が忙しく参加できていない」と残念そうに話す。消防署の野球監督も務め、いつかは優勝も夢見る。愛妻家で休日は、2人でプールに通い、水中ウォーキングをするのも楽しみだ。

 ○…川崎市役所総務課危機管理室に出向した際、東日本大震災にみまわれた。災害対策本部の一員として市内の応急対応にあたった。いつ起きてもおかしくない大規模災害で現場とは一歩離れた災害対応の指揮をとった経験は大きな糧となっている。その一方で、「とりわけ、エリアの広い臨港消防署だけで災害を防ぐには限界がある。防災は、地域と共助の関係が大切だ」とも強調。まずは地域のイベントに参加し、顔のみえる関係を作っていくことに力を注ぐ。

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