川崎葵ライオンズクラブ(須藤和彦会長)は4月7日、幸区の夢見ヶ崎動物公園内に太田道灌石碑を建立し、除幕式を行った。
太田道灌は室町時代の武士で、幕府の命を受け、加瀬山に城を築こうとしたが、この地で白鷲に兜を持ち去られる敗北の夢と、東北の空にめでたい丹頂鶴の舞う瑞祥の夢を見たことで、この地での築城を断念し、丹頂鶴の舞った辺りに後の江戸城になる城を築いたと言われている。
石碑は縦2・2m、横1・8m、奥行き1・1mで、本体は天竜御影石、土台部分は山西御影石で造られている。
全国にある15の葵ライオンズクラブからの協力金を得て建立した。
同クラブは「この碑を観光資源のひとつとして活用してもらいたい」と話す。
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