市民団体「川崎大師まちゼミの会」(星川孝宜代表)は第7回目のまちゼミを10月9日(火)から11月10日(土)まで開催する。初日は市立学校が一斉に休みとなる「かわさき家庭と地域の日」でもあり、小、中学生が気軽に参加できる講座を多数用意。参加を呼び掛けている。
まちゼミは、商店街活性化策の一つとして、全国様々な地域で取り組まれている。商店主や関係者が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツを無料で受講生である市民に伝える。大師地区では2015年から実施し、今回で7回目となる。
1回あたりの開催時間は1時間から1時間半、人数は10人以内で行われる。まちゼミを通じて商店主、地域住民ともに顔の見える信頼関係を築くことができ、商店主にとっては自身の店のファンの拡大にもつながる。
今年は11店舗が参加し、12講座を11月10日(土)まで開講する。
初日の9日は「かわさき家庭と地域の日」にあたることから「家庭と地域に受け入れられるような子ども向けのプログラムを用意した」と星川代表は語る。学習塾では「日本の地理の不思議と各地方の特産物」「みんなでスッキリ!!頭を動かすパズルと算数」と銘打った講座を実施。金融機関ではプロが教えるお札の数え方を開催し、インバウンドに関わる会社は「大師で外国人をおもてなし」と題した講座を開く。このほかにも日常に活きる書道、来年のスケジュール帳作り、大師古民謡の話とともにプロが教える肉の選び方を学ぶことができる。
申し込み受付は、きょう5日から参加する店舗で実施。参加店舗と連絡先、講座内容、開催日時は、フェイスブック「川崎大師まちゼミの会」などで紹介する。
問い合わせは、星川さん(【携帯電話】080・3605・2747)。
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