川崎区大師駅前のごりやく通り(石渡孝明会長)で15日、昨年末亡くなった川崎フロンターレ応援団「川崎華族」の相談役を務めた石渡俊行さんへ向け、監督や選手、サポーター、商店街関係者ら約100人が黙とうを捧げた。
俊行さんは、フロンターレ設立当初から市商店街青年部として、クラブと地域を繋いだ立役者。クラブが川崎に浸透していなかった時代から、地元商店を巻き込んでの周知活動や応援団の運営などに汗を流し、フロンターレを陰から支え続けた。
俊行さんの自宅があった場所のそばにある石渡燃料店前には多くの人が集い、死を悼んだ。店舗の正面には遺影が飾られ、親族から俊行さんの写真が印刷された飲料水が配られた。
石渡会長は「勝ち負け関係なく応援すると言っていた彼の人柄のおかげか、フロンターレのサポーターは温かい人ばかり。その遺志を継ぐ商店街として、これからもチームを支え続けたい」と語った。
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