川崎区・幸区版 掲載号:2019年3月1日号
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通称「リリスパ」 悪の組織をスパッと成敗 川崎舞台のスパイアニメ

社会

“空崎”を舞台にスパイ達が活躍
“空崎”を舞台にスパイ達が活躍

 川崎市をモデルにした架空の都市「空崎(ソラサキ)市」を舞台に、「正義のスパイ」となった女子高生たちが活躍するアニメが今話題となっている。まるで現実を切り取ったかのような背景の数々。実物を見ようと、「聖地巡礼(アニメなどに登場した土地を実際に訪れること)」に来るファンも多いという。

 「RELEASE(リリース) THE SPYCE(ザ スパイス)」は、主人公の源モモをはじめとする組織「ツキカゲ」が奮闘するスパイアクションアニメ。犯罪組織「モウリョウ」の魔の手から、愛する地元空崎を守るために戦う全12話のストーリーだ。昨年9月から12月まで、TOKYO MXなどで放映された。

 作中には川崎駅周辺の商店街やビル、川崎競輪場、東扇島地区、大師地区、南部市場など、地元住民おなじみの土地や施設が数多く登場する。

 作品の原案・脚本を担当したタカヒロ(株式会社ホークアイ代表取締役)さんは、川崎を舞台にした理由を「海外との玄関口である港、工業地帯、大都市などが隣接しており、暗躍する悪と戦うスパイが活躍するのにぴったりだと考えた」と説明する。

 横浜市で育ち、川崎には親しみがあったというタカヒロさん。「20歳前後、ラ チッタデッラや川崎駅周辺のカラオケなどに行きました」と懐かしむ。

 同作ではリアリティを追求するため、監督が川崎駅周辺などを自ら運転し視察。街中の風景から戦闘シーンに至るまで、全ての背景を正確に描写する。作中では登場人物たちが通う高校として描かれる、市立川崎高校附属中学にも取材を敢行。校内の構造や地元の若者たちが遊ぶ場所などを聞き取り作品に反映した。

 作中で拠点となるカレー店「Wasabi(ワサビ)」のモデルとなった純喫茶モリノは、川崎区南町で43年経営する地元の名店。店主によると、アニメの放映をきっかけに、同店へ聖地巡礼に訪れるファンが増えたという。店の写真を撮影したり、登場人物たちが食べたカレーを注文するのがお決まり。「うちが登場するシーンの絵を見たら、すごくそっくりに描かれていて驚いた。東京や千葉から来てくれる人もいて嬉しいね」と同店の店主。

 「銀林街商店街」のモデル、銀柳街商店街の関係者は「銀柳街を知らなかった層が来てくれるようになり嬉しい。モモちゃんたちが日々頑張っている川崎の町にぜひ遊びに来てください」と話した。「パネルの設置や、作品と商店街でのコラボも行えれば」とも語った。

 タカヒロさんは「知っている場所が出てきたりと、地元の方ならではの楽しみ方ができると思う。川崎という土地を味わいながら、キャラクターたちの活躍を見てほしい」と語る。

 同作のイベントが、3月10日(日)、作中に登場したカルッツかわさき(川崎区富士見)で開催される。イベントに関する問い合わせは、株式会社ポニーキャニオン(【電話】03・5521・8019)へ。

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