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川崎区・幸区版 公開:2019年7月5日 エリアトップへ

キングスカイフロントネットワーク協議会会長を務める 野村 龍太さん 目黒区在住 65歳

公開:2019年7月5日

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感性大事に前へ進む

 ○…川崎区殿町にある世界最先端の研究開発拠点「キングスカイフロント」にある約70の研究機関などでつくるキングスカイフロントネットワーク協議会。気さくでおおらかな人柄に加え、厚い人望で会を束ねる。理論で物事を考える研究者が多い組織の中で「僕は感性で生きている。理屈で全てうまくいくわけじゃないので、研究所の中にこんな人がひとりいてもいいんじゃない」と笑う。

 ○…本職は(公財)実験動物中央研究所(実中研)の理事長。実中研は父親が始めた動物実験を基本に医療・医学に貢献する研究事業。子どもの頃は自宅の庭に研究所があり、ネズミのにおいが臭く、「絶対に後を継がないと思っていた」。大学卒業後、三井物産に入社。長く医療・医薬関連の仕事をするなか、バイオ関係の責任者時代に、実中研と仕事をする機会があった。その時、実中研が知財の宝庫だと気がつき、これをビジネスにしたいと考え、27年勤めた会社を辞め、父親に頭を下げて入所した。「三井物産時代の仕事は実中研での仕事のための勉強になっていた」と振り返る。キングスカイフロントへの移転時には借金を25億円抱え辛い時期だったが経営者として「辛い時こそ笑うこと」を大事にし、乗り越えた。

 ○…小学生から高校生まで京急電鉄の運転手になることが夢だった。慶応義塾中高時代は剣道一筋。高3の時は団体戦で国体に出場。とにかく厳しい師範で「最後までやり通す精神」を学んだという。

 ○…8月1日には地域貢献の一環で今年で7回目となる「夏の科学イベント」を開催。実行委員長として「子どもたちが科学の素晴らしさを知り、夢を持って将来ノーベル賞を目指すような科学者が生まれてくれれば」と願いを込めた。

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