投票パネルを持つタージマン(左)とイクター=23日
田島地区の交通安全啓発ヒーロー「仮面ウォーカー タージマン」と、生田地区町会連合会(多摩区)のキャラクター「仮面ウォーカー イクター」。市内南北で活躍する両者の知名度を向上させようと、「仮面ウォーカーの頂点」を決める人気投票が行われている。
タージマンは2015年春、川崎区役所田島支所で誕生。幼稚園や保育園、小学校の交通安全教室で交通ルールを教えてきた。一方、イクターは18年夏生まれ。多摩区内のイベントで地域活性や町会活動の周知に取り組んでいる。
タージマンとイクターは共に、田島支所に勤めていた職員の望月幸夫さん(48)が考案。昔からヒーローものが好きで、子どもにも交通安全や地域に興味を持ってもらいたいと、生田に転勤した後も制作を続けてきた。
溝口で直接対決
今回の投票企画では、両者が初めて対面。川崎市のオリンピック・パラリンピック関連事業「かってにおもてなし大作戦!」の2つのイベントで、広報しながら会場を盛り上げる。
初回は今月23日、武蔵新城駅周辺(中原区)の催しに登場。投票パネルを持ち、子どもたちとふれあった。最終決戦となるイベントは2月29日(土)、溝の口駅北口ペデストリアンデッキで行われる(午前11時〜午後2時)。「両方揃うのは新鮮でうれしい。中間地点での対決、多くの人に来てもらいたい」と望月さん。田島支所で共に制作に携わった石郷岡健一さん(52)は「イクターが多摩区で活躍していて、タージマンも頑張らないと」と思いを話す。
投票はウェブでも受け付け、3月中旬締切予定。専用ツイッターのアカウントは「mwproject_Kcity」、投票は下記QRコードから。