戻る

川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2020.08.21

アドラー心理学の勇気づけ子育てコーチとして活動する
三宅 真衣さん
幸区在住 36歳

横の関係で生まれた変化

 ○…アドラー心理学で言う「勇気づけ」とは、「困難を克服する活力を与えること」。例えば、鉄棒ができない子どもがいるとして、「もっと練習しなさい」と言うか、「あなたならできるよ」と言うか。アドラー心理学では、上下関係ではなく、横の関係を重視する。「親と子は対等な関係。関わり方を見直すだけで、関係性は変わります」と語る。

 ○…アドラーの勇気づけ子育てコーチとして活動を始めて2年。講座に参加するのは3歳から高校生までの子をもつ母親たちだ。「怒りたくないのに怒ってしまうと悩んでるお母さんが多い。昔の自分を見てるよう」と苦笑い。学んだことを実践していくうちに、「子どもとの関係が良くなった」など楽しそうに報告してくれる彼女たちの良い変化を見るのが、何よりのやりがいだ。

 ○…元小学校教員で、現在は中学校1年生の長男、小学4年生の男女の双子の母親。子どもたちが小さいころは、子育てに頭を抱えた。「今思うと何でそんなに悩んでいたんだろうという感じ。当時はイライラして発散して、を繰り返してました」。そんな時に出合ったのが、SNS上で知った勇気づけの考えだった。「まさに求めていたもの」。自分の心を整えて、絶えず勇気づける。このことで、大抵の悩みは笑って済ませられるようになったという。

 ○…中学生のときから続けているバドミントンは、今でも試合に出場するほどの腕前。昨年は30歳以上が対象の全日本シニアに出場。夫との混合ダブルスは1回戦を突破し、ベスト32の記録を残した。次はベスト16が目標だ。「バドミントンは大切なリフレッシュの時間。子どもたちにも自分が楽しんでいる姿を見せたい」と爽やかな笑顔を見せた。

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    川崎区・幸区 人物風土記の新着記事

    川崎区・幸区 人物風土記の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS