川崎市と台湾の友好親善団体「川崎市日華親善協会」(松原成文会長)は8月6日、台湾人留学生への奨学金の授与式を川崎区駅前本町の中華料理店「煌蘭」で開き、3人の留学生に奨学金を贈った。
同協会は1980年の設立以来、毎年台湾人留学生に奨学金を贈り続けている。今年は外語ビジネス専門学校(川崎区駅前本町)に通う沈有朋さん▽王はい予さん▽陳明芳さんに田中徳一郎理事長から奨学金を授与。来賓として出席した台北駐日経済文化代表処横浜分処の張淑玲処長(総領事)は「日本語学校に通う生徒への奨学金に意味がある。コロナ禍の中、帰りたくても帰れない中でもあり、大変ありがたい」と感謝を述べた。
授与式に先立って行われた定期総会で松原会長はあいさつ。7月30日に死去した李登輝元総統が2014年に川崎市臨海部の太陽光発電を視察したことを紹介した。「市の環境対策にも興味をもっていた。そうした思いをしっかり受け継いでこれまで以上に交流を深められれば」と語った。
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