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大師中軟式野球部 念願の県大会初V 来年3月 全国大会へ

スポーツ

掲載号:2020年11月13日号

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神奈川県大会優勝旗を手にする大師中軟式野球部=同部提供
神奈川県大会優勝旗を手にする大師中軟式野球部=同部提供

 川崎区の大師中学校軟式野球部が10月25日、文部科学大臣杯第12回全日本少年春季軟式野球大会神奈川県大会で念願の初優勝を果たした。選手たちは来年3月に静岡県で行われる全国大会での優勝を目指し練習に励む。

 中学ナンバーワンを決める同大会は部活動、クラブチームもあわせ神奈川県内450チームが参加した。決勝戦は川とのふれあい公園野球場(寒川町)で行われ、大師中は鎌倉学園中を7対2で下した。決勝進出ですでに全国大会への切符を手にしていたが、優勝で有終の美を飾った。主将の大友隆之介選手(2年)は「全国に行くと誓って臨んでいたので、嬉しい気持ちと同時にほっとした。全国制覇を目指したい」と喜びと意気込みを語った。

投手力が鍵 

 同部は1947年の学校創立と同時に創部。高山裕一監督によるとこれまでの成績は10年ほど前の夏の県大会ベスト8が最高位だという。現チームは2年生8人、1年生11人。メンバー登録数20人に満たない厳しいチーム事情のなかでの優勝だった。春までは全国大会を狙える戦力とは言えなかったという。3月から5月の休校を経て、6月に学校再開した時に選手たちに大きな成長が見られた。特に、投手の小宮颯斗選手(2年)の変化には目を見張るものがあった。球速は100Km台から120Kmにアップ。変化球も精度が上がり、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークボールと、どの球種でもカウントが取れるようになった。県大会では決勝までの4試合すべてに登板し、失点は1だった。

 高山監督は「休校期間中の自主練習で自律心も芽生えた。8月に大会開催が決まったことでモチベーションが高まり、なにより全国に行きたいという気持ちが強かった」と話した。

 普段の練習は多摩川河川敷の中瀬第2球場で行う。校庭と違い他のクラブ活動を気にせず、実戦的な練習ができる恵まれた環境も選手の力になっている。同球場の予約を行っている父母会も大きな存在だ。

 同校OBでコンビニ店経営の松原章浩さんは「大師の誇りを背負って頑張ってほしい」とエールを送る。
 

実戦形式の練習に励む
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