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市立小1、2年生 7割が着替え男女同室 市教委、「現場対応」促進へ

教育

掲載号:2021年7月9日号

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 川崎市立小学校の体育の授業などで、1、2年生の約7割が男女同室で着替えていることが、先月の市議会で明らかになった。市教育委員会は時間差で分けるなどしている現場の事例を周知し、児童の発達段階に合わせた対応を各校に求めていくという。

 市教委によると、男女が同じ教室で着替えている市立小学校は114校中、1年生が88校、2年生79校、3年生9校。低学年は着替え方や服のたたみ方などの生活指導が必要で、担任教諭1人で指導にあたることなどを理由に、同室で着替えるケースが多いという。

 こうした現場の対応に反対する声もある。6月の市議会では、市に改善を求める一般質問も。指摘した市議のもとには小1の保護者から「子どもが嫌がっている」との声が寄せられていた。小2の娘を持つ幸区在住の保護者は、体の発達が早く「一緒に着替えるのが恥ずかしい」と言う友人の子ども(小3)の話を聞き、娘の学校の状況を聞き取り。5月には学級担任に対策を要望した。

 市教委は4月、発達に応じて着替える環境を適切に整えるよう各校に通知。一方、現場では人員や移動時間の確保などが課題とされ、完全に分けることが難しい事情もある。ある市立小の校長は「着替える場所はできれば男女で分けたい」としつつも、「児童数が増える中で更衣室を用意する場所がない学校が多いのが実情」という。今後は空き教室の活用、カーテンで仕切るなどの実例を示し、周知していくとしている。

性教育、国教材も

 文科省は4月、性教育を幼少期から始めようと、発達段階に分けた性犯罪対策の教材をウェブサイトで公開。小学校低中学年用は「自分の体は自分だけのもの」「水着で隠れる所は他の人に見せない」といった内容が盛り込まれている。

 これを受けて市教委は5月、教材を積極的に活用して教育を進めるよう各校に周知。6月末には学校長の研修時に教材を紹介するなどし、性教育の観点からも情報提供を進めていく。
 

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