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川崎区・幸区版 公開:2021年8月6日 エリアトップへ

川崎沖縄県人会の第23代会長に就任した 金城(きんじょう) 宏淳(こうじゅん)さん 川崎区藤崎在住 71歳

公開:2021年8月6日

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楽しむ秘訣は人付き合い

 ○…大正時代、紡績工場への集団就労で川崎に来た多くの沖縄県出身者の互助組織として始まり、現在では沖縄好きな人たちも集まる親睦団体の県人会。半世紀にわたる活動歴から会長に推された。現会員は約180世帯。世代交代による交流の希薄化が課題で「まずは交流の復活」と意気込む。しかし、コロナ下でイベント関係は軒並み中止。「会員のみなさんには我慢してもらっている」と苦しい胸中を吐露する。

 ○…糸満市出身。小学校就学前に川崎区中島に転居した。高校卒業後、地域の電気関係の会社に就職。両親が会員で、先輩からの誘いもあり20歳で県人会に入会した。青年部で行った富士見相撲場での沖縄相撲大会には飛び入り参加も多く、大会のあと飲みに行き、そのまま会員になってくれる人もいた。人と仲良くなるのが得意で「今でも続く、多くの人と友人になれてとにかく楽しかった」。1994年完成の100人収容のホールを併設する現会館建設のために、寄付集めに奔走したことも懐かしい。

 ○…ボウリング、野球、三線と多趣味。どれも本格派でボウリングは川崎グランドボウルに週1で通い、アベレージは200超え。パーフェクトの経験もある。野球は県人会のほか、地域の還暦野球、古希野球の3チームを掛け持ち、月10日は練習する。40年以上続ける三線は仲間と演奏すると心躍る。

 ○…県人会は3年後に100周年を迎える。この間、「はいさいFESTA」など市内の沖縄関連行事に積極的に関わってきた。さらに会の存在感を示すために記念行事には力を入れたい。周りの期待は大きく、プレッシャーもあるが「みんなに楽しんでもらうには、まず自分が楽しまなくちゃ」と気負いはない。

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