神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2022年4月29日 エリアトップへ

第23代幸消防署長に就任した 飯田 康行さん 幸区戸手勤務 56歳

公開:2022年4月29日

  • LINE
  • hatena

胸に刻む師の言葉

 ○…幸消防署での勤務は3度目。幸区は自然が多く、子ども達の声があふれる町の姿は8年前と変わらない。火の用心ののぼり旗が多く掲げられ、防火意識の高い人たちが多く、また働きたいと思っていた。「消防団や防火協会の人たちに『お帰り』と温かく迎えられ、戻ってきたと実感した」と笑顔を見せる。

 ○…1988年入庁。35年間の消防人生で予防、総務、警防と幅広い分野に携わってきた。2003年の十勝沖地震や、11年の東日本大震災では派遣で現地に赴いた。コンビナートの炎上など大変な現場を見たことで、「想像力を働かせ、備えることが大事だ」と深く感じた。最近の地震の多さにも警戒心を強くする。「地域の皆さんにもしっかり準備をしてもらいたい。コロナ禍も続いており、感染症対策も気を緩めずに」と呼びかける。

 ○…横浜市出身。幼少期に始めた水泳は変わらず今も続ける。「体が資本の仕事ですから」と土日は朝から昼までしっかり体を動かす。主に、ジョギングや散歩で、横浜の自宅近くには、山下公園、みなとみらい、野毛山、三ツ沢公園、保土ヶ谷公園などコースが充実している。家族は妻と子ども2人。娘と息子はともに医療従事者として働く。

 ○…消防士になる後押しをしてくれた大学時代の恩師の言葉「花より花を咲かせる土となれ」が常に胸にある。今は署員という花を咲かせるための支えに徹する。署長就任にあたり、風通しの良い組織にするため、一人ひとりの任務についてしっかり聞くので何でも話してほしいと訓示した。「署員150人が力を合わせないと、区民のオーダーには応えられない。一丸となってチームワークで区民を守ります」と意気込む。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook