川崎銀柳街商業協同組合の理事長に就任した 吉澤 慶太さん 幸区堀川町在住 57歳
行動で示す責任感
○…川崎駅東口のステンドグラスのアーケードが特徴的な、56店舗が加盟する川崎銀柳街商店街。前理事長の任期途中の退任によるピンチヒッターで、このほど理事長に就任した。昨年4月に長年営んできた衣料品店を閉め、現在はテナント貸し。「他の役員の人は商売があるので、比較的時間のある自分がやるべきだと思った」という。商店街運営はこれまでのあり方を踏襲しつつも変化を目指す。加盟店同士の繋がりを強固にするため、店長LINEに力を入れるなど、「組合に加盟していてよかったと思ってもらえるように、しっかりサポートしていきたい」と意気込む。
○…大学卒業後、一般企業で働いていたが、20代後半で父親が銀柳街で経営していた衣料品店に転身。地元での交流がなかったため、川崎青年会議所(JC)に入会し、地域とつながりを深めていった。10数年前、長男が通っていた小学校がひどく荒れていた。廊下でサッカーをする子どもたちを見て、何とかしなければと思った。「あの様子を見て、逃げ出すわけにはいかない」。仲間と相談し、状況を変えるためPTA会長を務めた。
○…料理が趣味で高2の長女のために弁当を作る。妻と長男の分も合わせて用意。「同じものを食べることで家族が繋がる」、そんな思いを込める。この特技を生かして、いずれ飲食店をやりたいという夢もある。
○…銀柳街はこれまで、駅前の好立地にあることから、他の商店街とのかかわりが薄かった。しかし独自では集客に限界もあり、これからは広域を巻き込み回遊性を高めたいと考えている。「コロナ禍でも商店街には人出はあった。ネットで買い物ができる時代に来てくれるお客さんの気持ちに応えたい」と意欲を見せる。
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市政レポート
議会運営委員会委員長 大都市税財政制度調査特別委員会委員長自民党 川崎市議会議員(幸区) 野田 まさゆき
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