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川崎区・幸区 教育

公開日:2023.03.10

川中島小4年生
長十郎梨、魅力伝えたい
広報物作成に力注ぐ

  • 広報物を作成する児童

  • 紙芝居を披露する中本賢さん

 川崎区大師河原発祥で区の木に制定されている長十郎梨を多くの人に知ってもらおうと、市立川中島小学校(川崎区川中島/堀江広志校長)の4年生の児童がチラシやリーフレットなどの作成に勤しんでいる。児童たちは地元商店街や町内会、川崎大師駅前、学区内のスーパーマーケットなどで配布や掲出を行いたいとしている。

 同校では「総合学習」の一環で4年生が長十郎梨についての授業に取り組む。校庭の一角には、梨畑もあり、長十郎梨の栽培、実の収穫、試食も行われた。

 昨年12月には「長TEN会」と題した報告会を実施。川崎区に長十郎梨を復活させる運動を行う市民団体「多摩川クラブ」のメンバーの阿部英夫さんや川崎区役所職員らを前に、長十郎梨の魅力をなどを発表した。多摩川クラブの主宰者で俳優の中本賢さんも駆けつけ、長十郎復活運動を紙芝居で紹介した。

 PR活動は、中本さんの熱い思いに触れた子どもたちが一年間の集大成として企画。複数のグループに分かれて長十郎梨誕生の歴史や育て方などをポスターなどにしたためている。親しみを感じてもらおうと、キャラクターを作成したり、マンガを描くなどそれぞれ工夫を凝らす。児童の一人は「自分が作った作品が町中で見られるのは楽しみ」と語る。

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