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川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2023.12.08

川崎区の不登校を考える親の会「ぷれ〜ん」でコーチングをする
田端 恭子さん
宮前区在住 54歳

多世代で交流を

 ○…川崎区の不登校を考える親の会「ぷれ〜ん」で、2021年の立ち上げ当初からコーチングをしている。参加者がより話しやすくなる環境づくりなど、試行錯誤の日々。12月2日のイベントでは講師として登壇。「親子のコミュニケーション」をテーマにグループワークを交えた企画に挑戦した。「地域活動を通して誰かの力になりたい」と意気込む。

 ○…結婚を機に川崎に移り住むも、職場と自宅の往復のみ。「地域のことなど何も知らなかった」と振り返る。娘が小5の時にミニバスケットボールチームに所属し、転機が訪れる。チームの理事を務め、地域の子どもたちのために活動することに大きなやりがいを感じた。町内会と子ども会の役員を立て続けに務めると、より地域に意識が向くようになった。地域での交流をきっかけに、幸区を中心に交流イベントなどを開催するNPO法人はたらくらすの代表と出会う。マーケティングや経営などに関する豊富な経験を買われ、現在では理事として団体の発展を支えている。

 ○…群馬県で生まれ、自然豊かな環境でのびのびと育った。姉と弟がいる3きょうだい。幼少期から体を動かすことが好きで、中学校から大学までテニス部に所属。忙しい日々の息抜きはスポーツ観戦。最近は特にバスケットボールの試合が面白い。「会場で声を出しながら一丸となって全力で応援する瞬間がたまらなく好き」

 ○…川崎を知れば知るほど、高齢者の多さに驚く。25年間義母と同居してきたからこそ痛感する多世代での交流の大切さ。やってみたい企画は山ほどあるが、まだまだ構想段階。実現するために「まずは、地域の人と交流できる場に積極的に足を運びたい」

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