川崎区・幸区 社会
公開日:2025.07.18
道路陥没を想定し訓練
6機関が参加、連携強化
大型バスを使用した大規模救急救助訓練が6月30日、富士見公園で実施された。
参加したのは、中日臨海バス株式会社京浜支店、川崎警察署、川崎市立川崎病院災害医療チーム、川崎区役所、川崎消防団、川崎消防署の6つの機関。
訓練は、市内の道路が陥没し、穴を避けようとした自動車と大型バスが衝突、両運転手が意識不明の状態となり、けがを負った乗客がバスに取り残されたと想定して、開始された。
通報を受け現場に到着した警察が素早く交通整理。事故状況を各機関に共有するため消防団らが指揮本部を立ち上げた一方、車両に残された人たちの救助や現場の消火活動にあたった。
災害医療チームは緊急度や重症度に応じて治療の優先順位を決定するトリアージエリアを設置し、救助された人を的確に振り分けた。
訓練を見届けた松尾博之同警察署長は「連携もスムーズだった。しかし天候や地形など同じ事故現場はないので、あらゆる現場を想定して、引き続き訓練に取り組んで欲しい」と講評。連携訓練に初参加した市の災害医療コーディネーターの土屋光正さんは「普段は病院で待つ立場。現場の人たちの苦労が理解でき、チームとして改善を試みたい」と力を込めた。
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