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川崎区・幸区 教育

公開日:2025.08.01

餃子みそ
若者世代へのアピール模索
市川崎高生が取り組み

  • 発表を受け、ディスカッションする生徒と「かわさき餃子舗の会」会員

 「かわさき餃子みそ」を若者世代に広めようと、市立川崎高校(川崎区中島)の2年生の生徒たちがアイデアを考えている。7月5日には専用みそを開発した「かわさき餃子舗の会」の幹部を同校に招き、中間報告を行った。

 同校では総合的な探究の授業として「かわさきよいまちプロジェクト」と銘打ち、ゼミ形式で名産品や地場野菜を広めるための研究や調査活動を行っている。かわさき餃子みそは「そうまうまうまゼミ」に所属する生徒たちの取り組みだ。

 かわさき餃子みそは、市内の中華料理店でつくる「かわさき餃子舗の会」(鬼塚保会長)がギョーザに合う専用みそとして開発。数多くのメディアに取り上げられるなど、名物グルメとして定着しつつある。一方で若者世代へのアプローチを課題にしていた。

 生徒たちは事前の聞き取り調査の中から、ロゴやチラシのデザイン刷新、インスタグラムの開設を考案。この日はたたき台を示し、インスタグラムでは、会員店舗とアレンジレシピを紹介することを提案した。

 発表を受け、同会幸支部の久保田角男さんは「かわさき餃子みそを醤油代わりに味わっもらい、料理にしてもらいたい。舌で迷った時にはいつでも気軽に聞いてくれれば。写真の映えは、若い感性で頑張って」とエールを送った。デザイン案を見た会員からは「我々の感性にない素敵なデザイン」と感心した様子。三神祐司副会長は、餃子みそボトルを入れる箱のデザインの一新にも協力を要請した。

 同校の江本心那さん(17)、武部結さん(16)、四元葵さん(16)は「デザインを任されとてもうれしい。全力を尽くしていいものを作っていきたい」と気持ちを新たにした。

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