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川崎区・幸区 政治

公開日:2025.10.31

市議選川崎区補選
自民・菅谷氏が初当選
投票率は30・38%

  • 初当選に涙ぐむ菅谷氏

 元職1人、新人4人が立候補した川崎市議会議員川崎区選挙区の補欠選挙が10月26日に投開票され、自民党公認の新人・菅谷英彦氏(47)が1万9983票を獲得して初当選を果たした。有権者数は18万6361人で、期日前投票や不在者投票も含め5万6624人が投票。投票率は30・38%だった。

 当選確実の一報がもたらせると、菅谷氏は川崎市役所前の選挙事務所で支援者を前にあいさつに立った。「選挙を通じ市民の皆様の声が政策だと思っている。(田中和徳衆議院議員の掲げる)スローガン『見る、聴く、動く』に加え『変えていく』ことにも努めたい。今以上に頑張りたい」と抱負を述べた。

 補選は、同日投開票された市長選に立候補した同党市議の辞職に伴って実施された。関係者によると、自民党としては「欠員をしっかり取り戻す決意」で選挙に臨んだという。

 菅谷氏は、田中代議士の秘書として川崎市政担当を14年務め、川崎区を8年担当。補選は「これまで取り組んできた活動の通信簿」との位置づけでもあった。

 選挙戦で菅谷氏は公約に掲げた「交通インフラの整備・充実」や「安心・安全なまちづくり」対策を中心に駅頭や街宣車などから訴えた。顔が知られていることもあり「街宣車からの反応は良かった」という。

 補選にはこのほか、日本維新の会公認の新人・和合大樹氏(25)、立憲民主党公認の新人・成田絵麻氏(35)、共産党公認の元職・片柳進氏(48)、社民党公認の新人・吉岡太郎氏(27)の4氏が立候補した。

 駅頭などで政策を訴え、国会議員や県会議員、市議会議員などが応援に駆け付ける選挙戦を展開したが及ばなかった。

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