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川崎区・幸区 文化

公開日:2025.12.05

宮城屋
知財使ったどらやき開発
川崎大師の名物を目指す

  • 左から代表の善治さん、真純さん、悠喜さん(上)/奈良漬け入りのどらやき

 川崎大師仲見世通りにある「漬物の宮城屋」が企業の知的財産を活用した2種類の『奈良漬入りのどらやき』を開発した。

 田代善治代表は「川崎大師の名物にしていきたい」と意気込む。

 開発された「ベータどらやき」は温州みかん由来の機能性食品素材の知財を使用し、ウリの奈良漬とオレンジピールが入っている。

 「オリゴどらやき」は環状オリゴ糖CIを含む機能性食品素材を活用したキュウリの奈良漬とチーズが入っている。

 知的財産の活用は、川崎市産業振興財団が企業との橋渡しを行って実現した。

 宮城屋は若者の漬物離れを危惧し、昨年から奈良漬けを使ったどらやきを販売している。開発の中心を担うのは次女の悠喜さん。老舗和菓子店で和菓子作りを行った経験を生かした。

 悠喜さんは商品改良に携わった関係者に感謝。「参拝の際は是非寄って下さい」と呼び掛けている。価格は350円。

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