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川崎区・幸区 社会

公開日:2025.12.05

サンハイツ古市場自治会
移動スーパー試行実施
約500品目を販売

  • 会計を待つ買い物客

 サンハイツ古市場自治会が11月の毎週月曜日、株式会社マルエツの協力を得て、古市場ほほえみ公園で移動スーパーを試行実施した。

 高齢者などの買物不便の解消や、地域活性化を目的としたもので、1回あたり30分程度の時間で約500品目を販売。24日の回には約30人の買い物客が訪れ、住民同士顔を合わせながら商品を選んでいた。

 同自治会の小沼真澄会長によると、県営住宅のサンハイツ古市場は高齢化率が高く、近隣のスーパーに足を運ぶにも大通りを渡る必要があるため、買い物に困難を抱える人が多いという。

 試行実施を終えて、小沼会長は「訪れた方からも『続けてほしい』という声が多い。会計で並んでいる時に住民同士で話したりと、コミュニケーションのきっかけにもなっている」と効果を実感。1月から本格的に始動する予定で、現在準備を進めている。

 買い物に訪れた崎川加奈子さん(48)は「期間中に2回来た。住民同士が顔を合わせるというのが、買い物以上に意味がある。高齢者を見守る目的でも、継続してほしい」と感想を話した。

 出店したマルエツによると、市内ではこれまでに23カ所で移動スーパーを実施。川崎区では市計量検査所跡地、幸区ではシャルマン南加瀬で実施歴がある。

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