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市政リポート
決算審査と中学校給食
川崎市議会議員　野田まさゆき　自民党

　平成27年第４回定例会（決算審査特別委員会）が閉会致しました。今定例会では、平成26年度決算を本会議と５つの分かれた分科会で審査致しました。（図参照）私は代表質問作成や、環境分科会において環境局・上下水道局・交通局への審査発言を行いました。その内、浸水対策とエコに関する発言を掲載致します。

浸水・ゲリラ豪雨対策

　台風18号に伴う豪雨で本市においても約62万人に避難勧告が発令された中、浸水ゲリラ豪雨対策への投資、また今後の浸水対策整備方針について質問致しました。市内では５地区の重点化地区を指定し整備中で、建設改良費のうち約45億円（約29％）の予算が充てられました。今後については、28年度に新たな重点化地区の抽出、29年度より新たな地区の浸水対策に取り組むとの回答。現在、重点地区に幸区は該当していませんが、部分的に浸水箇所は存在しており、しっかりと目を向け対策を講じるよう要望致しました。

住宅用創・省・畜エネ補助金

　本市には住宅用創エネ・省エネ・畜エネ機器導入の補助金制度があります。予算額に対しての執行率、制度の周知方法について問い、執行率は約48％との回答。低執行率で制度が十分に活用されていない現状が明らかに。広報活動の充実などでより多くの市民に利用頂ける様に要望致しました。

事業者向け制度

　市内中小規模事業者の「エコ化」を応援する支援制度も導入されています。再生可能エネルギー源利用設備・省エネルギー設備導入の補助金となります。

　住宅用・事業者用共、環境局地球環境推進室が窓口となります。是非ともご活用下さい。

給食センター（幸区）

　総務分科会では中学校給食を平成29年９月開始目標に進められる「南部給食センター（幸区）」の整備・運営に関わる議案において、運営面の問題点などが露呈され議論が紛糾。今後の財政見通しなども絡み、会期の延長・継続審査も視野に展開。最終的には健全な財政運営などを求める付帯決議を付け可決。今後、中部・北部のセンター建設も控える中、何より中学生に「安全・安心でおいしい給食」を届ける為に、今後も真摯に取り組んでまいります。