今でも麻生区栗木で練習している本玉選手
麻生区にあるＳ．ＯＮＥグリーンテニスクラブに所属する本玉真唯選手（16）が、１月23日から開催されるテニスの全豪オープンジュニアに出場する。本玉選手が４大国際大会に挑戦するのは今回が初めてとなる。
昨年10月に大阪で開催された国際テニス連盟（ＩＴＦ）による「世界スーパージュニア選手権」女子シングルスで優勝した本玉選手。ジュニア最高峰の国際大会の一つを制したことで世界ランキングが２００位台から一気に50位台まで跳ね上がった。同大会直後から韓国へ渡り国際大会に出場、疲れが残る中、以降２大会でベスト４に入るなど好成績をおさめたことで年明けには世界29位までランクを押し上げた。
昨年末にＩＴＦのＨＰで全豪ジュニア本選の出場者リストに自身の名前を確認した際は「嬉しかったというより『あ、入ってる』くらいの気持ちでした」と、攻撃的な試合運びとはかけ離れた、飄々とした性格を覗かせる。
「グランドスラム」と呼ばれるウィンブルドン、全仏、全米、全豪の４大国際大会への出場を目標にしてきた本玉選手。「試合では緊張してしまうと思いますが、目指してきた舞台なので、楽しみながら自分のテニスを出していきたいです。スーパージュニアの時と同じで、１試合１試合を全力で戦い抜きたいです」と意気込みを語っている。
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