市平均を上回る
選挙権年齢が18歳に引き下げられてから、初の国政選挙となった7月の参議院議員選挙。神奈川県選挙管理委員会はこのほど、18歳と19歳の市区町村別の投票率を発表した。これによると、相模原市南区内の18歳、19歳の投票率は54・68%で、市内3区の中でトップ。54・58%だった市全体の投票率も上回った。
18歳、19歳の投票率を個別にみると18歳は57・82%(男性56・89%、女性58・84%)で、当日有権者数2354人に対し1361人が投票を行った。一方、19歳は51・74%(男性53・92%、女性49・43%)と18歳を大きく下回った。
市選挙管理委員会では参議院選挙に向けた18歳への啓発として、今年3月の東海大相模高校を皮切りに、4月に光明学園相模原高校と相原高校(緑区)、5月に再度、東海大相模高校で選挙出前授業を実施。また市内の小・中・高校に、生徒会選挙などに活用できるよう、投票箱や記載台などの貸し出しを行っている。
市選管では「このような取組みがどの程度成果を上げたかは分からないが、18歳の投票率が高く安心した。政治への興味を持ってもらえるよう、継続していきたい」と話している。
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