さがみはら南区版 掲載号:2017年3月2日号 エリアトップへ

南区初の無料塾、広がる 地域で「学びたい思い」支援

社会

掲載号:2017年3月2日号

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授業のようす(右が木谷理事長)
授業のようす(右が木谷理事長)

 経済的な理由などで塾に通うことが難しい子どもを対象にした無料塾「ひばり学校」が昨年11月、南区で発足した。約3ヵ月がたった現在、生徒、ボランティア講師ともに関わる人数は徐々に増え始め、その取組みは広がりを見せている。

 「子どもは自分で環境を変えられない。周りの大人や地域で支えてあげねば」と発足の思いを話す同校理事長の木谷(きや)公士郎さん(若松在住)。木谷さんは以前、ゲーム関連の会社に勤めていたが3年ほど前に退職。知人の勧めで塾講師を志し、以来、主に中学生へ向けた指導や家庭教師などを行っていた。そこで、塾に通えない子どもの数の多さ、学習機会の格差の実態を知ったという。「無料塾」という取組みがあることを知り、近隣で行う緑区の「相模原みのり塾」、「八王子つばめ塾」などを訪問。「南区でも必要としている子どもは多いはず。誰もやらないのなら自分で始めよう」と知人とともに立ち上げた。

 現在、同校には小学生から中学生まで6人が在籍。講師登録は4人にまで増えた。大沼公民館や南台団地集会所などで毎週土日のいずれかに授業を開催している。場所の確保や運営費用、事務の人出不足など課題は多い。「授業回数や在籍生徒を増やし、NPO法人化を目指したい。学習成果を見える形で残したい」と抱負を語る。

 同校へ通う小学5年の生徒は、昨年12月の入塾初日から学んだことをビッシリとノートに書き留めている。「今日は割り算を教えてもらった。楽しかったし、ずっと来たい」と話していた。

 同校入塾の条件は、こども自身が「勉強ができるようになりたい」と思っていること。子どもと保護者、木谷さんで三者面談をし、家庭の状況等を聞いて入塾を決める。なお子どもに勉強を教える講師も募集している。18歳以上で学歴不問、経験も問わず、子どもに教えたい気持ちがある人を歓迎している。

 3月の開催は5日(日)・11日(土)が市営南台団地集会所、19日(日)・25日(土)が大沼公民館(すべて午後1時〜5時)。見学随時可。

 同校の問合せは【電話】042・702・9533/【メール】kiyaco@i.softbank.jp木谷さんへ。

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