東海大相模高校サッカー部3年の山口竜弥さんが17日、サッカー・J1リーグのガンバ大阪と仮契約を結んだ。メディカルチェック終了後に問題がなければ本契約となり、同校にとって初めてのJリーガーが誕生する。
山口さんは横浜市出身。小学1年からサッカーを始め、中学からは大豆戸FCに所属した。入団当初は攻撃的なポジションだったが、途中で左サイドバックに転身すると頭角を現し、東海大相模に進学。身体の強さや左足の強烈なキックを武器に2年生から唯一レギュラーに抜擢され、3年生となった今年は同校初となるインターハイ出場にも大きく貢献した。
そうした活躍が認められ今年8月、ガンバ大阪の練習に3日間参加。トップレベルの選手と技術の差を感じながらも、手応えもつかめたという。その後は18歳以下の日本代表候補にも選出されるなど、着実にステップアップしてきた。
プロ入りを前に「ワクワクとプレッシャーが混在している」と率直に話した山口さん。現在、サッカー部は全国高校サッカー選手権県予選の真っ最中。「個人のこととチームのこと、両方を考えないといけない。そこが難しい」と話す。それでも「東海大相模出身として1人目のJリーガー。あとに続く後輩のためにも、まずはガンバでレギュラーをつかみたい」と意気込んでいる。同部を率いる有馬信二監督も「Jリーグ入りはスタートライン。まずは年代別の日本代表に入って活躍してほしい。いつかは世界に羽ばたける選手だと思う」と期待を寄せた。
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