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さがみはら南区 トップニュース社会

公開日:2020.07.02

日本郵便
区制10周年記念切手を販売
各区と共同作成で3種類

  • 南区の切手シート。「南区私のイチ押し写真」応募作品の中から、区内在住の写真家・高橋ぎいち氏監修のもと選定された写真がデザインされた

  • 贈呈式に出席し、切手シートのパネルを持つ細谷局長(前列左から4番目)と本村市長(同5番目)ら

 日本郵便は7月1日、相模原市の区制施行10周年を記念して各区と共同で作成したオリジナル切手シートの販売を開始した。6月26日には、市内の郵便局長らが市役所を訪れて完成を報告し、切手の贈呈式も行われた。



 シートは3種類。1シート84円切手10枚綴りで各区の特色を表したオリジナルデザインで作られている。南区のシートは区主催の「南区私のイチ押し写真」応募作品が採用され、女子美術大学の学生が制作した南区誕生10周年のロゴマークも掲載された。中央区はシンボルの桜を題材に区内桜名所の写真があしらわれ、緑区はイメージキャラクター「ミウル」が区内を紹介する絵柄が描かれている。販売部数は南区が1500シート。中央区と緑区は1千シート。1シート税込1330円で簡易郵便局を除く市内全55局で販売中だ。



 今年1月、相模原古淵郵便局の細谷勝利局長(神奈川県西北部地区連絡会地区統括局長)と南区地域振興課で区制10周年記念事業の話題が持ち上がり、さまざまな意見を集約して3区で切手を作成する運びとなった。同社は、2007年に市町合併で新・相模原市が誕生したことを記念して切手シートを作成したのをはじめ、これまでに延べ6回にわたり市関連の切手を販売している。



 6月26日の贈呈式で細谷局長は「三区三様、それぞれの思いが詰まった切手となった」と完成を報告。18年に同社と市の間で結んだ包括連携協定についてふれ、「今後も市と郵便局がウインウインでいけたら」とあいさつした。本村賢太郎市長は「多くの市民の皆さんが切手を見て喜ぶと思う。この切手で、相模原のすばらしさを全国の皆さんに知ってもらえれば」と謝辞を述べた。

 

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