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公開日:2021.04.22

東海大相模
目標は「春夏連覇」
センバツ優勝を市に報告

  • 報告会に出席した(左から)長谷川将也部長、門馬敬治監督、石田隼都投手、門馬功副主将、土井崇司校長、本村賢太郎市長、下仲宏卓副市長

  • 土井校長(左)に目録を贈る金井代表取締役

 第93回選抜高等学校野球大会で10年ぶり3度目の優勝を果たした東海大相模高校野球部の選手らが15日、相模原市役所を訪れ、本村賢太郎市長らに優勝報告を行った。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、市民向けの優勝報告会が実施できないことから、市では報告会の様子、監督・選手のインタビュー動画を市ホームページで公開している。



 優勝報告には同高の土井崇司校長、門馬敬治監督、長谷川将也部長、門馬功副主将(3年)、石田隼都投手(3年)が優勝旗と優勝杯を携えて出席。本村市長から門馬副主将に、スポーツや学術などでの活躍を称える「称讃の楯」が、下仲宏卓副市長から門馬監督に花束が贈呈された。



 門馬監督は「様々な制限や制約があるなか、甲子園という素晴らしい舞台でコロナを忘れて試合することができた。主将の離脱というアクシデントもあったが、チーム全員がまとまったことによる優勝だと思う。多くの皆様からいただいた目に見えない力が、最後の1点につながったと感じている」と、市民に対して感謝を述べた。



 さらに「大きな山を下りて、また新しい山に上ることになる。新しい挑戦に向かって気を引き締めていきたい」と春の県大会、その先に待つ夏の選手権大会を見据えた。石田投手も「春と夏の甲子園連覇に挑むことができるのは自分たちだけ。達成できるよう頑張っていくので、応援をお願いします」と話した。



 本村市長は「感動を与えていただいて感謝しかない」とした上で、「春夏連覇を目指してさらに強いチームになってほしい。これからも72万市民を挙げて応援していく」と笑顔を見せた。



 門馬副主将によれば、新型コロナウイルス感染症の影響で、平日の練習時間は3時間に。寮では各自が素振りなどに努め、量よりも質を高める練習に重きを置いているという。「まだまだ夏に向けて強くなれると思う。また1から新しいチームを作って、春夏連覇をめざしていきたい」と言葉に力を込めた。



優勝祝いに香福豚



 報告会の後には「ピッグ」なプレゼントも。



 (有)相模原畜産、(株)サトミ、(株)金子畜産、石坂商店の4社で構成される「さがみはら香福豚」生産・販売グループから、香福豚1頭分・約50キログラムの食肉が東海大相模野球部に贈呈された。



 香福豚は4種類のハーブを配合した飼料で育てられた安全・安心、高品質な相模原産の「ブランド豚」。2013年から販売を開始し、市内の農産物直売所や飲食店などで提供されている。



 同グループからの寄贈は、2015年に夏の選手権大会で優勝した時に続き2回目。自身も同高の卒業生である(有)相模原畜産の金井睦代表取締役は、「明るい話題を届けていただき、OBとしても嬉しく思う。今年の夏の分も準備しておくので、ぜひとも連覇を達成してほしい」と期待を込めた。食肉は野球部寮に届けられ、食堂で提供されるという。

 

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