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相模原市議会 改革案36項目協議へ 押印廃止、手話通訳導入など

政治

公開:2022年5月12日

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大槻委員長(中央)と西家副委員長(右)に最終報告書を渡す阿部座長
大槻委員長(中央)と西家副委員長(右)に最終報告書を渡す阿部座長

 相模原市議会議会改革検討会(阿部善博座長)は4月22日、最終報告書提出式を市議会応接室で行った。検討会は昨年7月に議会運営委員会に設置され、9回に渡る協議の末、議会改革に関する検討事項60項目について一定の方向性を示すために行われ、60項目のうち36項目で改革協議を進めていくことが決まった。

 提出式には阿部座長と議会運営委員会の大槻和弘委員長、西家克己副委員長が出席。阿部座長が最終報告書を大槻委員長に手渡した。阿部座長は全60項目の検討が終了したとして最終報告書を提出し、「委員会での確認と対応をお願いします」と大槻委員長に託した。

社会情勢に合わせ

 検討会は各会派から提出された60項目を議論した。議会運営委員会で対応する方向でまとまった項目が36項目、取り下げになったのが16項目、まとまらなかったのが8項目となった。36項目の中には代表質問質問者欠席時の代理質問の実施、請願・陳情提出時の押印・署名の廃止、議員連絡用のFAX廃止など既に改革済みのものもある。

 予算立てされ実現間近なのが文字化表示や傍聴者への手話通訳。またAIを活用した議場発言の文字化表示やインターネット中継の変更なども協議の対象となった。新型コロナの状況を見て開催時期を判断する議場コンサートも行いたいとしている。

 大槻委員長は「議会改革は社会情勢や技術の進歩などを的確にとらえながらより開かれ機能する議会とするために必要と考えている」と話し、検討会の尽力に感謝の弁を述べた。

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