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さがみはら南区 人物風土記

公開日:2023.05.18

アメリカで5月末から始まるフットゴルフのW杯にシニアの日本代表として参戦する
大塚 有尋(ありひろ)さん
緑区在住 61歳

歳を重ねた分 経験生かす

 ○…2018年のモロッコ大会以来、2度目のW杯日本代表に45歳以上のシニアカテゴリーで選出された。61歳でのチャレンジについて、「前回大会から時間が経っていて歳も重ねたが、経験やフットゴルフへの理解は深まっている」と自身の立ち位置を分析。「体力も維持できているので、成果を発揮して日本チームが良い成績を残せるように貢献したい」と意気込む。

 ○…競技を始めたのは7年前のハワイ旅行だった。米国協会公認のゴルフ場で初プレー。帰国後も大会に出場するなど競技の虜に。16年には初の日本代表に選出。「当時は人数が少なかったから」と謙遜するが、手応えを感じた。その後、海外のプレーを見てマネジメント(コース攻略などの戦略)を研究し「自分に合ったスタイル」を確立。日本代表にも定期的に呼ばれ、18年のアジア杯では3位になった。

 ○…藤野で生まれ小渕小、藤野中を卒業。中学でサッカーを始め、区内の社会人チームでもプレーした。高校時代にジャズにハマり、その流れで現在は音楽レーベルを経営する。家族は夫人と3人の息子。子どもたちにも幼少からサッカーを教えてきた。しかし、藤野地区にチームがなかったことから、保護者仲間とチームを創設し代表に。コーチングを学びライセンスも取得した。現在は相模原市のトレセンでもコーチを務める。

 ○…現在は週に1回、トレーナーと共にフィジカルトレーニングを続ける。シニアカテゴリーは年々、若い選手が加わるため「いかにマネジメントするか」と戦略の重要性も説く。「動きはサッカーだけど仕組みはゴルフ。再現性が求められるから、プレー中は謙虚を心がける」。これまでの経験を糧に、2度目のW杯の舞台に挑む。

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