さがみはら南区 社会
公開日:2024.01.11
利用者と共演、冬の調べ
NPO法人シンフォニー
相模台の介護福祉施設を運営するNPO法人シンフォニーが12月25日、毎年恒例のクリスマス会を同施設で開催し、職員と利用者が一堂に会して季節彩る演奏が披露された。
職員がキーボードやヴァイオリン、鈴など、利用者の一人・永田惇子さん(92)がピアノを演奏し、19人の利用者が観客として参加。「星に願いを」や「きよしこの夜」が演奏され、利用者は体を揺らしながら一緒に歌を歌うなどして楽しんでいた。また、ハンドベルの演奏や職員によるダンスも披露され、終演後には大きな拍手が贈られた。
永田さんは、幼いころから家にあったオルガンで自己流で演奏を楽しんでいた。本格的に習い始めたのは60歳の頃から。2年ほど学んだという。シンフォニーに通い始め、音楽療法士の指導のもと再びピアノに親しむことに。「先生が助けてくれて、皆んなが応援してくれて楽しかった。シンフォニーに来て良かった」と笑顔で語った。
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