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さがみはら南区 社会

公開日:2025.08.26

麻溝地区
防災講演で課題共有
関係者ら30人参加

  • 写真を見ながら講演を聞く参加者

 麻溝地区防災協議会の総会が7月29日に麻溝公民館で行われ、報道写真家の時田まさよしさん(新戸在住)が防災講演を行った。

 同地区自治会連合会の役員や、地区内の小中学校、福祉施設の関係者など30人が参加した。東日本大震災や能登半島地震などの被災地を訪れ、被災状況や避難所を撮影してきた時田さん。撮影写真を見せながら、「被災地で一番問題になったのは仮設トイレ。我慢しすぎて体調を崩す人も多かった」、「地震が多い国なのに、日本の避難所は国際基準と照らして先進国の中でも最低レベル」と警鐘を鳴らした。

 同協議会の伊藤信裕会長は「自治会が担うべきものは防災。自分の身は自分で守るということを住民にどう伝えていくか。人とのつながりを作る自治会が機能していかなければならないと改めて認識した」と語った。時田さんは「日本は防災に対しての関心が低いと感じている。自治会で講演をすることで横のつながりの大切さが伝われば」と期待を込めた。

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