八王子 社会
公開日:2026.02.05
八王子東RC
園児の「見る力」守れ
検査キットを寄贈
東京八王子東ロータリークラブ(古山晃会長/以下RC)は昨年12月、散田町の敬愛こども園(塚本定代理事長)を訪れ、幼児用の視力検査キットを寄贈した。
これは同RCが2023年から取り組む「子どもの目を守る八王子パイロットプログラム」の一環。子どもたちの見えにくさを早期に発見し、継続的に見守る地域づくりを目指して行われているもので、全国で啓発活動を行う一般社団法人みるみるプロジェクト(福岡県)と連携して実施している。視力検査用の記号「ランドルト環」をドーナツに見立てて問いかけることで、空いた方向を答えさせるキット。ゲーム感覚で検査を行うことで、園児たちのより自然な状態を観察できるよう工夫している。
同RCによる寄贈は、わらべふじ森保育園、北野ひなた保育園に続き3園目。プログラムを進める同RC会員で眼科医の近藤義之さんは「子どもの目は8歳から10歳までに完成するため、3歳から5歳の間に継続的なチェックを行うことが大切」と重要性を語る。
同プロジェクトの鈴木達朗代表理事は、これまでの実績から「全園児の5%近くが眼科で弱視診断を受けている」と指摘。同園の遠山看護師は「当園でも毎年1人程度は弱視が見つかっており、スクリーニングの重要性を感じる」と話し、塚本理事長は「視力は生涯大切にしていかなければ。出張検査も大変心強い」と感謝を述べた。
同園では寄贈を受け、2026年2月中旬に専門家による第1回出張視力検査を行う予定。
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