戻る

さがみはら南区 社会

公開日:2025.10.30

れんげカフェが社会参加章
認知症や介護を支え合う

  • 受章を喜ぶれんげカフェの利用者ら(前列左から2番目が阿部さん)

 新磯地区で活動する認知症カフェ「れんげカフェ」が内閣府から社会参加章を受章、10月17日に新磯公民館で授与式が行われた。

 同章は長寿社会において高齢者の社会参加活動の模範となる団体や個人に贈られる。

 2016年に設立され、利用者増加に伴い20年からは同館で月に1度開催している。利用者は新磯地区在住の65歳以上。同カフェは認知症のある人や介護する家族などの交流、かながわオレンジ大使を招いた講演会などを行っている。

 代表で自身も夫の介護をしていたという阿部クニ子さんは「毎月、みんなで楽しく活動していただけなので、受章は思いがげないものでした」と振り返る。利用者の一人は「普段は夫の介護をしているので、ここに集まることが息抜きになっている」と話す。

 阿部さんは「1人暮らしの人も多く、誰もが認知症になる可能性がある。たとえ認知症になっても偏見を持たず、気軽に接して安心につなげられるようにしたい」とこれからを見据えた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら南区 ローカルニュースの新着記事

さがみはら南区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS