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さがみはら南区 スポーツ

公開日:2025.11.13

小学生3人が全国へ
不安や課題と向き合いながら

  • 沢山のメダルと賞状に笑顔の(左から)今村さん、渋谷さん、冨澤さん

 SRC体操クラブ(相武台)に所属する渋谷桜介さん(町田市立忠生第三小学校4年)、今村葵さん(相模台小学校5年)、冨澤美緒さん(谷口台小学校4年)の3人が9月に藤沢市で行われた第37回神奈川県ジュニア体操競技選手権大会に出場し、来年3月に行われる全国大会への切符を掴んだ。ゆかや跳馬など4種目の個人総合別で競い、上位6人が全国大会に進むことができる。

プレッシャーが糧

 7月に行われた別の大会では1位になった渋谷さん。しかし、8月の上位大会ではミスを連発し34位に。その時の悔しさをバネに、たくさん練習することで気持ちを切り替えた。本番では「全国大会にいける」という気持ちで競技に臨み、鞍馬と鉄棒で1位に。個人や団体を含めた4枚の金メダルを獲得。堂々の1位通過で、全国大会へ。

 一方、今村さんと冨澤さんは「この大会に出場した先輩たちはほぼ毎年全国を決めていたので、自分たちで記録を止めたくない気持ちがあった」と揃って振り返る。

 冨澤さんは「プレッシャーがあったからこそ、絶対に通過したい気持ちが強かった」と苦手なロンダートを基礎から見直したり、コーチのアドバイスからトレーニングに取り組んだりするなど、課題克服に励んだ。本番では全種目「ノーミス」。今村さんは5月に右肘を痛め、治ったのは本番1カ月前。「できるものは参加していたけど、早く治って練習したかった」と振り返る。完治後は自宅でも毎日練習に取り組み、全国大会出場へつながった。

 3人は全国でも入賞することを目標とし、「夢はオリンピック選手」と話した。

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