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さがみはら南区 教育

公開日:2025.11.27

大野台小
思い引継ぎ、森を守る
地元ボラ、プロ選手と下刈作業

 大野台小学校の6年生が11月6日、木もれびの森(南区大野台)で苗木の成長を助ける下刈を行った=写真。

 相模原市のホームタウンチームに所属するプロスポーツ選手らとともに地元ボランティアの指導を受けながら作業を行い、森の整備や環境保全について学びながら交流を深めた。

 木もれびの森には同校の卒業生がドングリから数年かけて育てた苗木が植えられている。昨年の「緑の祭典かながわ未来の森づくり2024」開催時に植えられたもので、この日は6年生約70人が先輩たちの活動を引き継いで作業に挑戦。SC相模原、三菱重工ダイナボアーズの選手らとともに、苗木の周りの草や小さな木を鎌や剪定バサミで丁寧に刈り取った。

 授業の終わりには「きれいな森を守るために整備してくれている方たちの大変さがよく分かった」「みんな真剣に取り組めていてよかった」と感想を話した。

「また来てね」

 指導を担当したのは、森を管理する地元団体「NPO法人相模原こもれび(平野和夫理事長)」と「木もれびの森の花と木々を守る会(ここももの会/杉山信義代表)」。一つひとつの作業の目的やコツ、木々の名前や特徴などを丁寧に説明し、森を守る活動への思いを伝えた。

 平野理事長は「大人になってこの経験を思い出してもらえたら。30、40年後、一緒に活動できたらうれしい」とコメント。杉山代表は「森で遊べるイベントも開催しているのでぜひ遊びに来てほしい。また森へ来てください」と児童に呼びかけていた。

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