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さがみはら南区 教育

公開日:2025.12.25

「幻の野菜」、おにぎりでPR
富士見小6年児童が企画

  • 地元野菜の魅力をPRする児童たち

 「市場に出回らない幻の野菜ですよ」―。富士見小学校6年2組の児童が11月25日から12月1日まで、相模原アンテナショップ「sagamix」(相模大野)で、給食に提供される地元産野菜「さがみグリーン」を加工したふりかけおにぎりを販売した。

 さがみグリーンは、からし菜と高菜をかけあわせた品種で年に1、2回程度、相模原市の学校給食で振舞われている。区内生産者の新鍋哲郎さんは「小松菜と比較するとしおれやすく、商品として扱いにくい」と指摘する。生産農家が少ないため、スーパーでは「ほとんど見かけない」という。

 今回、児童たちは授業の一環で「さがみグリーンをもっと多くの人に食べてもらいたい」と企画。2年前の6年生が考案したふりかけレシピを使ったおにぎり販売を実施した。

 渡邊桃花さんは、「苦味があるが、ふりかけにすると甘みがあっておいしくなる。知ってもらえればうれしい」と語った。おにぎりの製造販売は東林間の「あさのや」に依頼。同店の秋山麻美さんは、「ちりめんじゃこや鰹節でうまみが増し、食べやすい。相模原を押していくような名物になるかも」と完成度を評価した。

 新鍋さんは「広めていただいてうれしい」と児童たちの取り組みを喜んだ。さがみグリーンはsagamixや農協直売所などで手に入るという。

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