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クライミングの日本選手権で3位入賞した 新田 龍海さん 中央区田名在住 19歳

公開:2011年12月8日

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リベンジに燃えるクライマー

 ○…10月に行われたクライミングの日本選手権で3位入賞。「準決勝を1位通過したけど、決勝はうまくいかなくて…」と悔しさをにじませる。今年、世界の強豪が集うW杯の中国大会にも2戦参加し、12位と15位に入るなど、貴重な経験を積んだ。「W杯だと日本人は小さいから、手が届かない壁もある。それに対応できるトレーニングをつまないと」。世界へのリベンジに静かに燃える。

 ○…「クライミングは他のスポーツと違って、何歳になってもできるし、違う年齢の人とふれあい、一緒にできるのが魅力」。始めたきっかけは、小学1年生の頃に父親が通うジムについていった時だった。高い所が苦手で、最初は乗り気ではなかった。いざ挑戦すると「楽しかった」そう。それからは親子でジムに通い、自宅に壁を作って練習するまでに。「下からホールドという突起をみて、ルートを決めて、登り方を組み立てていく。思い通りに登っていけた時はおもしろいですよ」と笑顔を見せる。

 ○…区内川尻のジムや自然の岩場でトレーニングを行う。自然の岩場は探り探りでより面白さがあるという。一方、大会は人工の壁をいかに早く登るかで競う。「人と競うというより登るだけ」と言い切る。うまく登るコツは力を使わないこと。足を使って、腕の負荷を減らすのがポイントだそう。現在は、大学に通いながら、ジムでインストラクターを務める。今のクライミングブームに「嬉しいこと。クライミング界全体が発展してほしいですね」とはにかむ。「クライミングはご飯と一緒で日常の一部。やってて良かった」

 ○…大学に入ってから、勉強、通学で思うように練習ができていない。「練習の質をあげて、またW杯に出たい。そして来年行われる2年に一度の大会の世界選手権にもぜひ出てみたい」。W杯への出場権をかけた大会は来年2月と6月に行われる。世界への挑戦が、またここから始まる。
 

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