相模原北警察署(山本義明署長)は4月30日、振り込め詐欺を未然に防いだとしてセブンイレブン相模原東橋本2丁目店の従業員3人に感謝状を贈呈した。
感謝状が贈られたのは、同店に勤める佐藤順子さん、竹島知美さん、加賀谷泰子さんの3人。4月22日に同店に来店した80歳の男性が携帯電話で話しながらATMを操作しているのを佐藤さんが気付き、還付金詐欺を疑うと同時に2人に相談。3人で協力してすぐに男性に声をかけて還付金詐欺を未然に防いだという。山本署長は「事前に気づき、声を掛けていただいたことで、被害を未然に防げたことに感謝します」と感謝状を贈った。
神奈川県内では、昨年の振り込め詐欺による被害額が過去ワーストの41億2300万円だったという。今年に入り、同署管内で詐欺を未然に防いだケースはこれで2度目。「振り込め詐欺などの電話が多発しているので、電話でお金を要求して来るものには信用することなくご相談ください」と同署では呼びかけている。