「第424回津久井城開城記念・津久井城開城祭」が6月22日(日)、午前10時から午後1時半まで、県立津久井湖城山公園根小屋地区の研修棟で開催される。申込は不要で参加無料。
津久井城は、戦国時代に北条氏の築いた相模国が誇る屈指の山城。北条氏家臣の内藤一族が、武田家や徳川家などとの戦の際に、常に最前線でその役目を果たしてきた。1590年6月25日に徳川家によって開城されている。「城山」全体が城郭となっており、歴史的価値の高い曲輪や堀といった遺構が良好に残される。現在は、県立津久井湖城山公園としてパークセンター、花・水の苑地などの整備が進み、毎年多くの観光客が訪れている。
今年は、昨年好評だった「津久井衆甲冑隊」の寸劇に加えて、郷土の財産である津久井城を学ぶ機会とすることをメインに開城祭を実施。津久井城址の発掘調査に携わった相模原市文化財保護課職員による講演や、同公園職員によるその歴史や概要の解説が行われる。また、参加者全員で、相模原市登録有形文化財にも登録される「伝津久井城主内藤氏の墓」参りも予定されている。同公園では「触れやすい話から深い話まで、津久井城の歴史の魅力を感じて頂ければ」と話している。
問い合せは、同公園パークセンター【電話】042・780・2420へ。
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