福島製鋼(株)の相模工場(町屋1の1の40)の県道506号線沿いの壁面に設置された「青空ギャラリー」に、市民カメラマンの天野暁子さんが撮影した「城山夏祭り」の大型写真パネル17点が展示されている。お神輿や山車など躍動感溢れる瞬間を写した写真が、通行人の目を引き付けている。
福島製鋼の相模工場は1962年から、鋳物などの製造を行っている。城山町が相模原市と合併した4年前から「地域住民に役立つ何かをしたい」と、敷地内に住民向けの公園を設置する他、工場の外周約100坪程のスペースに花壇を整備して、フラワー通りと名付けて開放する等、様々な取り組みを実施してきた。
その活動の一環として行っているのが、工場の入口付近に設けた青空ギャラリーだ。工場外周の壁面に写真などの大型パネルを設置して、通行人に楽しんでもらうことを目的としている。これまで(株)英文舎印刷所の協力を得て、福島製鋼の本社のある福島県の観光写真や、市内で活動するアマチュア写真家が写した風景写真などを展示してきた。
そうした中、夏祭りシーズンということもあり、市民カメラマンとして活動する天野暁子さんに、夏祭り写真の展示を打診。天野さんも快諾し、今月1日から展示されている。「今回の写真は躍動感ある自信作ばかりです。8月27日、28日には城山の一大祭である川尻八幡宮の例祭もあり、その場でこれらの写真が飾られるので楽しみにして下さい」と天野さんは話す。
これらの取り組みに中心となって取り組んでいる同社の岩本一彦さんは、「今回の写真は、迫力あるものが多く、夏祭りシーズン中ということもあり地域の方々からも大変好評です。地域の皆様に、愛される工場であるために、今後も同様の活動を続けていきたい」と話している。
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