神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら緑区版 公開:2014年10月30日 エリアトップへ

サイクリング来街者増加 愛好家に優しい街へ 専用スタンド設置店続々

社会

公開:2014年10月30日

  • LINE
  • hatena
芸術家が製作した専用スタンドを設置しているカフェレストランShu
芸術家が製作した専用スタンドを設置しているカフェレストランShu

 紅葉シーズンを迎え、自然豊かな緑区には数多くの人が観光に訪れている。中でも、昨今の健康ブームによってサイクリングで津久井湖や相模湖、藤野を訪れる人が増えていることから、自転車専用駐車スタンドを設置する店舗も増加。藤野観光協会では、設置店舗を記したロードMAPの制作を計画するなど、サイクリングを観光の目玉とした取り組みが進められている。

 藤野、相模湖、津久井湖などは、自然豊かな景観と適度なアップダウンがあることからサイクリングで訪れる人が多い。また相模原市名誉観光親善大使の片山右京さんも藤野を拠点に自転車レースやトレーニングなどを行っており、昨年はサイクリングイベント「ツールドふじの」を開催するなど、緑区は”サイクリングの街”として密かに注目を集めている。

 一方で、サイクリングで使われることの多い自転車はロードバイクと呼ばれ、軽量化のために停める際に使うスタンドが装備されていないものが多い。そのため、途中で買い物、休憩などをする際には、店舗の壁に立てかけたり、ガードレールに引っかけておくことが多く、アクシデントが起きることも往々にしてあるという。

 そうした中、藤野のカフェレストランShuでは3年前に常連の自転車愛好家から「自転車を停める専用スタンドがあった方が便利」という話を聞き、地元の芸術家・中里繪魯洲さんの協力を得て製作したスタンド(=写真)をいち早く設置したところ、来店者から好評だったという。

 また藤野観光協会では、サイクリストが途中で立ち寄りやすい施設に専用スタンドの設置を依頼し、藤野やまなみ温泉やカフェなどで設置が決まった。今後も地元店舗から要請があれば設置していく意向で、それらの店舗を記した観光ロードMAPの製作を現在計画しているという。

 橋本駅前でロードバイクなどを扱い、サイクリングイベントなども行っているナカジマサイクルでは「今まで専用スタンドがある所は少なかった。こうして増えくると店を選ぶこともできるので、自転車乗りの人たちも助かると思う。自然環境を含めて、こうした設備があるとサイクリングしやすい街という印象ができ、来街者も増えて街の活性化にも繋がるのでは」と今後に期待を寄せている。

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

発達凸凹でも気軽に散髪

発達凸凹でも気軽に散髪

理美容師らが啓発イベント

3月28日

ダムカレーでリニア好機を

ダムカレーでリニア好機を

市内飲食店に参加呼び掛け

3月28日

津久井署、新庁舎へ移転

津久井署、新庁舎へ移転

3月25日から業務開始

3月21日

3階級制覇し凱旋

ボクシング中谷選手

3階級制覇し凱旋

市長、ファンらに快挙報告

3月21日

車椅子ロボで階段昇降

市内企業

車椅子ロボで階段昇降

世界初、市販化へ実証実験

3月14日

「感謝の気持ち返したい」

賀真夏さん夫妻

「感謝の気持ち返したい」

RCの奨学金から25年

3月14日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook