根小屋地区を走る乗合タクシーの名称が、公募により「くっしー号」に決定した。この愛称は4月以降、車両への掲示やパンフレットなどを活用して周知。今後の利用促進に広げていきたい方針だ。
根小屋地区では、効率的な運行による公費負担の減額や利用者の利便性の向上などを目的に、2014年4月から、それまでの循環バスの運行から乗合タクシーの運行へ移行している。
この乗合タクシーは現在、荒句方面と津久井総合事務所を結ぶ基本経路を1日16便運行。予約(予約受付/山口自動車【電話】042・784・5550、基本運行の30分前まで受付可能)に応じて、経路を変更して運行している。ただし、「稼働した便の1便あたりの輸送人員が1・5人以上である」「全運行本数に対する実運行本数の稼働率が50%以上である」という運行継続条件があり、これらを満たさないと運行内容を見直す可能性もある。2016年度の1日あたりの利用人数は21・8人(22・4人)、1便あたりの利用人数は2・6人(2・6人)、稼働率は52・7%(53・5%)だ。※カッコ内は2015年度。
そうした中、事業を推進する根小屋地区乗合タクシー利用促進協議会(廣瀬市郎委員長)は、利用促進の向上を目的に、乗合タクシーに愛称をつけるため、昨秋に運行区域内の住民から公募を受付。103人、84作品の中から、青山在住の門倉さんが提案した「くっしー号」に決定した。同協議会では「名前も決まりましたので、タクシーが地域の方々に親しまれ、一人でも多くの方に利用を頂ければ」と話した。
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