乳がん予防啓発事業の一環として相模原市では、10月25日(水)から31日(火)まで、ウェルネスさがみはら(中央区富士見/市総合保健医療センター)の建物外壁を、シンボルカラーのピンク色にライトアップする。
市民に乳がんへの関心を高めてもらおうと、10月の乳がん月間に合わせて企画されたもの。同施設は、毎年11月の児童虐待防止推進月間に、活動のシンボルカラーであるオレンジ色に照らされているが、乳がん月間でライトアップを実施するのは初めて。期間中、日没から3時間程度、同施設がピンク色の明かりに包まれる。照明設備や配電は市電設協会が協力する。
この事業に伴い市では、点灯初日の25日に催しを行う。当日は、桜美林大学クワイヤー(聖歌隊)による歌唱や、市がん検診受診促進パートナー企業の東京海上日動火災による啓発物品の配布などが行われ、乳がん予防や早期発見を呼びかける。
チェックカードソロプチが贈呈
地域社会の中で女性と女児の生活を向上させる活動をしている国際ボランティア奉仕団体「国際ソロプチミスト相模」(山田洋子会長)は、市に乳がんセルフチェック・シャワーカード=写真=1万個を贈呈する。このカードは、入浴中に日常的に乳がんのセルフチェックができるよう、その方法などが記してあるもの。防水加工が施してあり、シャワーのフックにかけられるようになっている。
25日はこのカードの贈呈式も行われ、会場を訪れた人に配布される。催しは午後5時30分から、同施設の正面玄関前で(雨天時は1階ロビー)。6時終了予定。
ライトアップに関する問合せは市健康増進課【電話】042・769・8322へ。