旭小学校(橋本/二宮昭夫校長)6年1組の児童が開発したオリジナル駅弁の試食会が2月17日、同組の教室で行われた。
自分たちが暮らす橋本のまちの魅力を探ろうと、「ふるさと!橋本」をテーマに同校の6年生3クラスが取組んでいる総合学習の一環。
今回、1組はリニア中央新幹線の新駅設置を見越して、相模原初の駅弁づくりに挑戦。構想に賛同した相模原青年会議所に所属する弁当・惣菜製造販売「(有)天神屋」(南区)らの協力のもと、昨秋から全国の有名駅弁や相模原の特産品などを調べ、素材やデザイン、コストなどを検討しながら開発に取組んできた。
試行錯誤を重ね完成したのは、豚の生姜焼きが白米を覆い、玉子焼き、ヒジキの煮つけ、野菜の煮物などで彩られた「橋本弁当トントン」。玉子や大豆、米などに地産の食材を取り入れ豚肉は香福豚を活用した。
試作品は1月にできあがったが、児童らが実際に試食をするのはこの日が初めて。楊運誠(よううんせい)くんは、「最初は想像だけで実現するとは思わなかった。こうして食べることができてびっくり。生姜焼きがおいしい」と弁当をもぐもぐと平らげた。
この弁当は3月3日(土)に、橋本公民館まつりの中で、1千円(税別)で限定販売される予定。
なお、「お土産開発」に取組み、高尾屋本店(元橋本町)と協力して橋本の四季をイメージした和菓子を製作した3組も、この日に完成品を試食した。また2組は、リニア駅となる橋本の「駅前広場デザイン」について考察。3月5日に3クラス合同で行う「橋本まちづくり会議」の中で、北村美仁区長らに提案する予定。
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