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「道志みち」復旧めど立たず 通行止め周知にも課題

社会

掲載号:2018年10月25日号

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崩落した斜面を国道413号の橋本方面から撮影=10月18日
崩落した斜面を国道413号の橋本方面から撮影=10月18日

 10月1日に日本列島を襲った台風24号の影響で道路周辺の斜面が崩落した国道413号と市道橋津原(はつばら)平丸。10月19日現在、復旧の見通しは立っておらず、国道の一部区間と市道の全線で通行止めが続いている。

 国道413号は相模原市と山梨県を結ぶ一般国道で、青山交差点より西は「道志みち」と呼ばれて親しまれており、2020東京五輪の自転車ロードレース競技のコースにも決まっている道路だ。

 この国道の平丸トンネル付近の山の斜面が10月1日未明、台風による暴風雨の影響で159mの高さから崩落。土砂は国道北側の斜面下を走る市道まで流れ込み、いずれの道路も通行不可能となった。現在は復旧作業が行われており、国道・市道上の土砂と倒木の撤去が終了したものの、依然として斜面は不安定な状態で、開通にはかなりの時間を要する見込みだ。

 市では国道の青野原西野々交差点から青根交差点と、市道の道志みちとの交点から県道76号との交点までを全面通行止めとし、山梨方面へは国道20号などを通って迂回するようホームページなどで呼びかけているが、取材時も橋本方面からの通行止め起点である青野原西野々交差点に車やバイク、自転車が次々とやってきては引き返す光景が見られ、利用者への周知には時間がかかりそうだ。

 市は現在、生活道路である市道の復旧を優先して進めており、道路を拡幅して斜面側に防護柵を設置するなどの整備を行っている。11月上旬には復旧の方向性やスケジュールが公表される予定だ。

 青根地域振興協議会の関戸正文会長は「不便はあるが、地域の人は山の怖さを知っているので混乱はない。道志みちは万全な安全対策をしたうえで復旧させてもらいたい。今は一日も早く市道が開通することを待ち望んでいる」と話している。

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