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発達上、支援が必要な子どものサポーターを育て、支える団体『れいんぼうず』の代表を務める 村崎 幸恵さん 向原在住 48歳

公開:2019年1月17日

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「子どもを支える輪」広げる

 ○…「落ち着きが無い」「一つのことへのこだわりが強い」といった特性から対人関係や家庭・学校生活に支援を必要とする子どもや、その保護者、サポーターを支えようとボランティア団体を発足。専門家の講座による支援者育成をはじめ、茶話会など会員の拠り所となるような活動を市内で行っている。「一人ひとりに特性や発達の偏りがあるのは当然。広い視野で子どもを見ることができる支援者が増えれば」と願う。

 ○…20代半ば頃、結婚してまもなく、誘いを受けて始めた市内小学校の介助員。そこで出会った子どもたちの純粋な笑顔に心が動いた。出産で職を離れても、「必ず子どもを支える仕事に戻る」と決意し、子育てを経て、八王子市で児童支援に携わり、その後はその分野に傾倒した。幼い頃、母親から「人の役に立つ人間になりなさい」と諭され、小学2年から高校2年まで続けたガールスカウトでは福祉活動に勤しんだ。「今思えば、福祉の精神はそうしたことで培われたのかも」と頷く。

 ○…思ったらすぐ行動の人。5年前に参加した市主催の支援ボランティア養成講座に集まった人の多さに、「このパワーのある人たちをつなぎとめたい」と、すぐに知人と今の団体を立ち上げ、同志の輪を広げた。「講座を受けた人が、それぞれの場でそれを生かしてくれたらうれしい。子どものことで何か困りごとがあった時に、戻ってこられる受け皿になりたい」と団体の存続を誓う。

 ○…団体の活動に加え、昨年から県立高校で生徒の学校環境を支援するサポートティーチャーを務める一方、主婦であり一男一女の母でもある。週1回の書道教室は心を静めるひと時。「やりがいを持てることはしたほうがいい」と、夫の心強い応援を背に、今後も「支える人たち」を支え続ける。

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