小惑星探査機「はやぶさ2」の帰還に向けた機運を醸成するため、相模原市観光協会はSNSを活用したカウントダウンを進めている。それに先立ち9月11日、市観光親善大使の3人が中央区にあるJAXA宇宙科学研究所を訪れユーチューブ動画の撮影を行った。
はやぶさ2は2014年12月に小惑星「リュウグウ」を目指して打ち上げられた探査機で、搭載されたカプセルが今年12月6日に豪州へ着陸する予定となっている。
この日は、第14代市観光親善大使の岩永優花子さん(20)、鈴木朝登さん(19)、西島芽さん(22)が同研究所の宇宙科学探査交流棟を訪問。広報担当の大川拓也さんに取材して、その様子を動画で撮影した。
取材では同研究所の概要や、はやぶさの研究が相模原で行われることになった理由、探査機内部の仕組み、開発秘話や研究者の思いなど、3人のさまざまな質問に対し、大川さんが回答。交流棟内を巡り展示物を見学しながら解説も行った。
撮影を終え、3人はそれぞれ「勉強になった。さまざまなイベントが中止になっているので、小中学生に動画を観てもらえたら」(岩永さん)、「相模原に通っているがJAXAに行ったことはないという大学生がたくさんいるので、学生に観てもらいたい」(鈴木さん)、「宇宙というと難しいイメージがあると思うが、私たちも知らない状態で話を聞いているので、おもしろいと思っていただけると思う」(西島さん)と話した。大川さんは、「地域のいろいろな方々がはやぶさ2を応援し、知ろうとしてくれていることがありがたい」と話していた。
動画は10分以内で同協会ホームページや観光親善大使のSNSなどで配信される予定。同協会は「10月後半をめどに配信したい」と話している。
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