中野在住の荒井房子(80)さんがこの程、相模原協同病院(井關治和院長)に、相模原市の「木」と「花」である「けやき」と「あじさい」を押し花にした2作品を寄贈した。
これは、荒井さんが「傘寿になる記念に、また、来年同院が移転するのに何か届けたい」と思い寄贈したもの。荒井さんは18年前、乳がんを患い、以来同病院に通い続けている。寄贈を受け、同病院名誉院長の高野靖悟氏は「大変素晴らしく、綺麗な押し花絵画を寄贈いただき感謝する。当院は来年1月に新築移転するので、その折には来院患者に見ていただけるよう、新病院内に展示させていただく」と感謝の意を示した。
これを受け、今でも地元珠算塾でこどもたちにそろばんを教える荒井さんは「同院に20年近くお世話になり、お陰様で今でも現役、感謝です。少しでもご来院の皆様の癒しになれば」と話した。