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さがみはら緑区 社会

公開日:2021.01.14

第3回
SDGs特別座談会

  • SDGsについて意見を交わす、左から相模原JCの飯塚理事長、市SDGs推進室の丸小野室長、津久井JCの久保理事長

 国際社会共通の目標「SDGs」について相模原市SDGs推進室の丸小野美紀室長、共に積極的にSDGsの推進に取り組む相模原青年会議所(青年会議所は以下JC)の飯塚侑理事長、津久井青年会議所の久保武史理事長の3人による座談会を紹介する。



 「当たり前」の社会へ



 ―実際のところ、SDGsは相模原にどのくらい浸透していると考えていますか。また、市がめざすゴールとは何を指すのでしょうか。



丸小野 2020年度に内閣府から「SDGs未来都市」に選定され、積極的な推進には一定の評価を得られました。市民の理解度については、20年度に実施した調査で、「SDGsを知っている」「聞いたことがある」が約4割でした。平均よりもやや高いものの、まだまだめざすところを実現しているとは言えないと感じています。SDGsを推進することで市民生活がすぐに劇的に変わるということはないと思いますが、50年後や100年後、SDGsという言葉が無くても、誰もが自然体でサステナブル(持続可能)な行動をとり、企業も当たり前のように環境や社会に配慮しながら経済活動を行っている。そして、誰もが笑顔で心豊かに暮らしていくことができる。そのような持続可能で、誰一人取り残さない相模原市をつくることがゴールと考えています。



 ―そこへ向けて、市の目下の目標は。



丸小野 SDGsパートナーを増やし、具体的な取り組みをさらに生み出していきたいです。あとは、SDGsという言葉を誰もが知っているくらいになれば良いですね。



 ―コロナが収束を見せない中、取り組みを進めていけるのでしょうか。



久保 なかなか活動ができないかもしれませんが、考えていくことは必要だと思います。



飯塚 やらなきゃいけないことはやらなきゃいけませんので、やり方を変えるだけだと思います。



久保 SDGs自体がどうしたら正解というものではなく、目標なので、自分が意識するということがまず一つですね。



飯塚 学校教育と少し似ていますよね。正解不正解ではなく、自分で答えや課題を見つける能力を養う。私たちも今コロナを通じてそういうトレーニングをさせてもらっているんだと思います。



丸小野 感染症対策もSDGsの目標にあります。ただSDGsは複数課題の同時解決が重要ということもあります。例えばコロナ禍でテイクアウトが増え、プラスチックの増加が課題になっていますが、非プラ製容器にすることで複数のゴール達成に寄与できる。SDGsの視点を持ってコロナ対策に取り組む事業者などに対し、市では補助金を交付したところです。また世界ではコロナ禍で飢餓に直面した人が増えていることなどがあり、一層食品ロス削減に努める必要があります。市民が取り組めることの一つかなと思います。



小さなことが世界変える



 ―最後に市民へメッセージをお願いします。



久保 相模原はとてもポテンシャルがあるまちだということを伝えたいです。津久井には自然や資源があり人もいます。リニアの開通も見すえ、夢と情熱が溢れているまちです。



飯塚 自分には力がないと感じている若い人たちを応援したいです。そういう人が増えればSDGsは自然に広がっていく。これからも市民の皆さんと推進に取り組みたい。



丸小野 小さなことでも良いので、自分にできることに取り組めば世界を大きく変えられるということを知ってもらいたい。次世代を担う子どもたちの幸せな未来をつくるために今、私たちが行動を変え、SDGs達成を皆さんとともにめざしていきたいと思います。



 ―ありがとうございました。

 

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